『詩』2

オープニングページに載せている詩です。
『超える』
見て見ず
見ずして 見る
思って 思わず
思わずして 思う
神 わが生命ならば
見ること 見ざることを超え
思うこと 思わざることを超える
園頭広周
 
『生きる』
物に執らわれず
心をみる
心の成長を喜んで
物をみず
しかも 物をも
神の生命とみて軽視せず
合掌して 生きる
園頭広周
   
『光のなかを』
神と人とのへだ てなく
われ
光のなかを 歩む
光の前に 闇はなし
われ
光のなかを 歩む
園頭広周
 
『運命を刻む』

神の定めの 時の流れの上に
人々は運命を刻む
心のままに運命を刻む

神と一体となる
宇宙即我を自覚するまで
運命を刻む

園頭広周
 
 
『超える』
見て見ず
見ずして 見る
思って 思わず
思わずして 思う
神 わが生命ならば
見ること 見ざることを超え
思うこと 思わざることを超える
園頭広周
 
 
ことばは神なり』

神の活動はことばとなる
ことばとは振動であり音楽である
太陽の廻転はラーの音楽となり
地球の廻転はオームの音楽となる

だから
古代エジプトでは
太陽を ラーの神といい
古代インドでは
オームを 宇宙大生命のことばという

光の大天使の名前にLがつくのは
ラーすなわち神よりの使者である
ことを意味する

園頭広周
 
 
『日出づる国』

日付変更線は
太平洋の真ん中に引かれている
その日の
一番早い日の出を見るのは日本
まさしく日本は
日出づる国
その日本に「正法」が輝く
太陽の光とともに
正法が輝く世界を
私は祈る

園頭広周
 
 
『実在と現象 』
実在は常
現象は無常
光を現わせば
暗は消える
幸福は実在
不幸は現象
現象を実在と思う
これ 転倒妄想
園頭広周
 
 
『三昧』
宇宙が自分であり
自分が宇宙である
宇宙とは 自心の展開であり
自心のなかに宇宙がある
三味とは
宇宙と自分が一体であることの
自覚である
園頭広周
 
 
『正法』
法こそ永遠
法こそ不変
法こそ頼るべき
説き来たり
説き去って
師は天 駈けぬ
正法の時 来たれリ
正法の下 人々集いて
師の蹤に順う
瞑目して師を偲べば
天空より声あり
「衆生本来仏なり」と
園頭広周
 
 
『心抱きて』
花の姿は妙にして
花の香りはにおえども
その花よりも うるわしは
内に秘めたる わが心
 
神のいぶきにたゆたいて
神の姿のありのまま
現そ身となりてわれ立てり
心抱きてわれ立てり
園頭広周
 
 
 
『愛』
愛なくば 耐えられず
愛なくば 超えられず
愛なくば むなし

愛あれば 耐えられ
愛あれば 超えられ
愛あれば 満たされる
園頭広周
 
 
 
『愛』
神より流入れる愛を
人に施す時
その愛は喜びとなり
神に依らず
わが愛を施すと
想う時
その愛は苦しみとなる
人生に苦楽を生ずるのは
神に生かされていると思うか
自分が生きていると思うかにある
園頭広周
 
 
 
『活動と休息』

働きつづけても
休んでばかりいても
現象生命は滅びる
それは中道でないからである

活動と休息の
リズムの中に
現象生命は生きる
生命は中道の中に生きる
 
心臓も
休息をとりつゝ
鼓動しているのである
 
園頭広周
 
 
 
『人生の泣き笑い』

顔で笑って 心で泣かなくとも  
泣きたい時は  
思いきり 泣けばいい
 
涙が涸れるまで泣けば
天使が心の中で囁く
失われた幸せよりも
もっと真実の幸せを約束してくれる

思いきり泣けば
思いきり笑える日が
必ず来る

顔で笑って 心で泣くのは
道徳の世界

泣きたい時は 泣いて
真実の世界を見出すのが

宗教の世界
園頭広周
 
 
『中道という道』
 
はるかなる地平線の彼方から   
神の世界へ昇る道   
それは一本しかない   
中道という道
  
なぜ 人々は   
滅びに至る   
地平線の彼方から   
地獄に堕ちる   
道を歩ゆむのか
園頭広周
   
『心眼』
見る
見る
見て観る
ありのままに 見て
心を観る
心眼を開くとは
現実を見て
心を観る眼が
開くことである
園頭広周
 
   
『光』
天上からの光で
一瞬 私は透明になった
私は天上にいた
地球の人々の
幸せを祈っている
私だけがあった

 園頭広周
   
『無為自然』
当り前が
ありがたい
当り前が
ありがたい
自然が そのまま
ありがたい
 園頭広周
   
『朝の祈り』
今日も 一日
神の愛を 生かせますように
今日も 一日
仏の慈悲の心で いられますように
けさも わたしは祈る
知れる限りの人々の上に
思いを寄せて
全人類の上に
思いを寄せて
けさも わたしは祈る
 園頭広周
   
『日出づる国』
太平洋上に引かれた
日付変更線を越えて
世界で一番最初に
その日の日の出を
拝む 日本
日出づる国
その日の出に
込めた願いが
世界を照らす
 園頭広周
   
『祈り』
あなたの祈りを
天上界は知っている

天上界は
正しく祈る人を待っている

その人を通して
神の光りを輝かすために

   
 園頭広周
   
『光と闇』
光 あり
光 闇を照らす

闇 光となることなし

神は 光
人は 光
光 闇を照らす  
 園頭広周
   
『智慧の泉』
汲んで汲んで
流れて流れて
盡きせぬ泉

在意識の底より
湧き出でる泉

人々の心をうるおして
神の世界へかえる
 園頭広周
   
『光明』
光 明るければ
闇なし

心に闇あれば
光を念ぜよ

光を念ずれば
闇 たちどころに
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