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『詩』2 |
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『超える』
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見て見ず
見ずして 見る
思って 思わず
思わずして 思う
神 わが生命ならば
見ること 見ざることを超え
思うこと 思わざることを超える
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園頭広周
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『生きる』
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物に執らわれず
心をみる
心の成長を喜んで
物をみず
しかも 物をも
神の生命とみて軽視せず
合掌して 生きる
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園頭広周
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『光のなかを』
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神と人との距 てなく
われ
光のなかを 歩む
光の前に 闇はなし
われ
光のなかを 歩む
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園頭広周
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『超える』
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見て見ず
見ずして 見る
思って 思わず
思わずして 思う
神 わが生命ならば
見ること 見ざることを超え
思うこと 思わざることを超える
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園頭広周
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実在は常
現象は無常
光を現わせば
暗は消える
幸福は実在
不幸は現象
現象を実在と思う
これ 転倒妄想
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園頭広周
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『三昧』
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宇宙が自分であり
自分が宇宙である
宇宙とは 自心の展開であり
自心のなかに宇宙がある
三味とは
宇宙と自分が一体であることの
自覚である
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園頭広周
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『正法』
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法こそ永遠
法こそ不変
法こそ頼るべき
説き来たり
説き去って
師は天 駈けぬ
正法の時 来たれリ
正法の下 人々集いて
師の蹤に順う
瞑目して師を偲べば
天空より声あり
「衆生本来仏なり」と
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園頭広周
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『心抱きて』
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花の姿は妙にして
花の香りはにおえども
その花よりも うるわしは
内に秘めたる わが心
神のいぶきにたゆたいて
神の姿のありのまま
現そ身となりてわれ立てり
心抱きてわれ立てり
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園頭広周
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『愛』
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神より流入れる愛を
人に施す時
その愛は喜びとなり
神に依らず
わが愛を施すと
想う時
その愛は苦しみとなる
人生に苦楽を生ずるのは
神に生かされていると思うか
自分が生きていると思うかにある
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『活動と休息』
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働きつづけても 休んでばかりいても
現象生命は滅びる それは中道でないからである
活動と休息の リズムの中に 現象生命は生きる 生命は中道の中に生きる 心臓も 休息をとりつゝ 鼓動しているのである
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園頭広周
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『中道という道』
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はるかなる地平線の彼方から
神の世界へ昇る道
それは一本しかない
中道という道
なぜ 人々は
滅びに至る
地平線の彼方から
地獄に堕ちる
道を歩ゆむのか
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園頭広周 |
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『心眼』
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見る
見る
見て観る
ありのままに 見て
心を観る
心眼を開くとは
現実を見て
心を観る眼が
開くことである
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園頭広周 |
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『光』 |
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天上からの光で
一瞬 私は透明になった
私は天上にいた
地球の人々の
幸せを祈っている
私だけがあった
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園頭広周 |
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『無為自然』
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当り前が
ありがたい
当り前が
ありがたい
自然が そのまま
ありがたい
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園頭広周 |
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今日も 一日
神の愛を 生かせますように
今日も 一日
仏の慈悲の心で いられますように
けさも わたしは祈る
知れる限りの人々の上に
思いを寄せて
全人類の上に
思いを寄せて
けさも わたしは祈る
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園頭広周 |
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『日出づる国』
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太平洋上に引かれた
日付変更線を越えて
世界で一番最初に
その日の日の出を
拝む 日本
日出づる国
その日の出に
込めた願いが
世界を照らす
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園頭広周 |
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『智慧の泉』
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汲んで汲んで 流れて流れて 盡きせぬ泉
在意識の底より 湧き出でる泉
人々の心をうるおして 神の世界へかえる
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園頭広周 |
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